母へ

あなたは、自分の身体を犠牲にして、ボクを生んだ。ボクを生むために、あなたは身体を使ってくれた。ボクに身体を貸してくれた。

 

   あなたはもしかしたら、ツワリで食べ物を吐いて、

「あーしんど…。」

と思っていたのかもしれない。

 

   あなたはもしかしたら、大好きなコーヒーが飲みたいのに、

「いや、今は飲まない。」

と節制をしていたのかもしれない。

 

   あなたはもしかしたら、本当は友達と出かけたいのに、

「今は大事な時期だから」

とやりたいことを我慢していたのかもしれない。

 

   あなたはもしかしたら、大きなお腹を抱えて、

「あー重たいなー。大変だな。」

と弱音を吐きそうになっていたのかもしれない。

 

   事実はわからない。僕には想像することしかできないが、あなたがどう思っていてもいい。僕のために、あなたはあなたの身体を使ってくれた。その事実だけはわかる。それだけでもう、充分だ。

 

   ありがとう…ありがとう…

 

   母さん、ありがとう。

 

令和元年5月10日

                                        孝宏

 

 

P.S.

まだまだ、ありがとうが足りないな。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

どうでもいい

死にたいと言うあなたへ

だいじょうぶ